言いたい事は今日言いたい

思いの丈をつらつらと。好きな人が健やかでいてくれるのが一番のファンサ

それは突然訪れる ~先月私、ビスタ席入りました~

その知らせは

KANJANI'S EIGHTERTAINMENT GR8EST

大阪公演を

を直前に控えた4日前に

突然舞い込んできた。

 

「次の公演、入口が2階北口って書いてある。」

とチケットの手配をしてくれた友人からの連絡。

 

緊急事態だ…!

 

京セラドーム公演に入る

全ジャニヲタの皆様には周知の事実かと思うが

京セラドーム大阪における

2階北口・東口は

ビスタ席の可能性が非常に高いのだ。

 

憎きダブル台風が迫る中

(後に台風20号の影響で8/23公演は

中止を余儀なくされることになる。)

判明したビスタ席疑惑

 

本人確認はどんな感じ!?

入り方は!?

どんな仕様になってるの!?

えっ?そもそもちゃんと見えるの!?

自分には無縁だと思っていたことが

突然降り掛かってきたのでとても混乱した。

 

落ち着け。

 

私の中のリトル私が

そう言った気がしたので

冷静に情報収集することにした。

 

これはしがないジャニヲタのアラサーが

ビスタ席を体験するまでを備忘録として記録した

自己満足的ブログだ。

もしよかったらお付き合い願いたい。

(ネタバレなしです)

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まずはとにもかくにもGoogle先生だ。

「京セラ ビスタ」で検索した。

 

そもそもビスタ席とは何かというと

普段は野球観戦におけるVIP席。

普段の席とは仕様も全く違うとのこと。

 

その後、公式のページに続いて

出てきた検索結果は実際にビスタ席を体験した方の

体験談ブログだった。

(私のこの記事もいつか同じように検索結果に並ぶ日がくるのかもしれない。)

皆さんが共通して仰ってたのは

・快適

・とにかく見やすい

が多くを占めていた。

中には天界のオアシスと述べる方もいた。

 

楽しみやないか…!!!

 

不安だった私の心は

いつしか楽しみに変わっていた。

 

そしてビスタ席において

防振双眼鏡があると良いという助言を

お見かけしたので、

急遽防振双眼鏡の手配も始めた。

 

時間もない、防振双眼鏡をすぐに買うお金もない

そんな中見つけたのが防振双眼鏡のレンタルサービスだった。

私が今回利用したサービスはこれ↓

ちょうど大阪で直接受け取れることが分かり

1泊2日でレンタルをした。

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補償も付けたらもうちょいしたけど、

お友達と割り勘とかにすれば比較的手が出しやすいのではないかと思った。

前もって予約すれば郵送でのお渡しも行ってるらしい。

防振双眼鏡欲しいけどどんな感じかな?とか

気になる方にも良いサービスだと思う。

 

そして当日。

 

前日のショックから

立ち直れないまま会場へ。

(このことは公演終了次第また記録に残そうと思う。)

 

友人と合流し

いざ、2階北口の入口へ

ドームの中をスタスタ歩くと

ガラス張りの入口があり、入口には

ここから先入ると後戻りできないこと、

物販等は中に入っても何もないこと等が

書いてあった。なのでこのガラス張りの入口に

入る前に人数はしっかり揃って入る必要がある。

 

入口に入ると

QRコードの読み取り口とスタッフの方がいた。

人数確認をしてQRコードを読み取りチケットを頂いた。

過去の体験談ではその際本人確認があったとの

記載があったが、今回は本人確認はなかった。

(あくまでも今回はなので、今後も同様かは分かりません。会員証と身分証は持って行ってくださいね)

 

通された後エレベーターに促され

自分の部屋の階を押して上へ。

エレベーターを降りるとスタッフの方が

ここから先は撮影機器などの使用禁止

ビスタのお部屋のものには触れないで下さい

終演後の規制退場はありませんよ

等の最終アナウンスされて

各々自室へ。

長い廊下を歩いて部屋に辿り着くと

綺麗なお部屋が。

公式の写真をお借りするとこんな感じ。

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※公式写真より

 

とんでもない所に来てしまったぜ

其の一である。

でもここに座ることはない。触れることはできない。

グッと堪えて

バルコニーに出ると私達の席が待っていた。

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※公式写真より

 

席は2列のみ

1人がけソファが並んでいて、私達は

2列目だった。だがしかし、前の列は結局誰も来なかった為、遮るものは何も無い状態。

なっ…なんて観やすいんだ…!!

とんでもない所に来てしまったぜ

其の弐だ。

 

おそらくだが、スタンド後列や見切れ席よりも

断然見やすい。場所によってはスピーカーと画面が重なって見えないとかは多少はあると思うが

それでも比較的正面から全体を眺めることができるのでとても見やすかった。

 

1人掛けのソファも快適で開演前から

友人と大興奮だった。

そうこうしてると

会場がエイトコールに包まれ遂にコンサート開始。

 

会場の照明が消えた瞬間

とにかくペン

 

これが噂の天界のオアシスなのか…。

 

会場全体が7色に点滅しているのが

本当に本当に綺麗で

今までコンサートに入らせてもらった中で

こんなにペンライトを意識して見た事はなかった気がする。

この景色を沢山観ているエイトは

どんなことを思いながら歌っているんだろう。

そんなことをふと思った。

 

 

 

そして遂に覗いてみたよ防振双眼鏡。

「えっ、なにこれ?ブルーレイ?」

 

決して近い距離とは言えない。できやしない。

肉眼で表情を見るなんてマサイ族でない限りできない。

私は日本人だ。

でも防振双眼鏡を覗けば色んな表情をした、

恋焦がれる自担が間近にいるのだ。

 

今まで使ってた双眼鏡の手の震えで定まらない自担、ボヤけて遠のく自担、上手くいかない調整にイラつく時間って何だったん??

と思うくらい本当に鮮明に見えた。

 

ビスタでこの興奮だから

もっと近い席で覗いたら本当に

ブルーレイ画質なんだろうな。

(あれ?近いと見えにくいのかな?わからん

倍率とかは家電量販店とかで聞こう!)

 

これから先のヲタク人生

決して防振双眼鏡は安いお買い物ではないが、

腹を括らねばならぬ日がくるのかもしれない。

(頑張ろう、ジャニヲタ貯金)

 

あと、ビスタ席好きだなと思ったのが

人口密度が少ない分、周りを気にしいな私にとってはすごくノリやすいかつ、

自由な観方ができる所だ。

確かに距離は遠い。上から自担のファンサを眺めるのは胸がきゅっとなる。

(でも意外とメンバーはビスタも気にかけてくれるんだとも思ったよ!)

そうなってくると、

ええい!踊ったれええ!

ええじゃないかぁあ!(グループ違)

って気持ちに自ずとなってくるのだ。

特に今回は自担の安田くんの体の調子が

本調子ではなかったので、

「安田くんが本調子じゃないなら

私、踊るわ…!!」

と勝手な使命感に駆られたのでより一層踊れた気がする。これはスタンドやアリーナでは中々出来なかったことかもしれない。とても楽しかった。

私みたいにノリノリな人もいたし、大人しく座って観る方もいたし、とにかく快適で妊婦さんや年配の方は特に過ごしやすく楽しめる席なのではと思った。

 

そんなこんなで色んな感情を持って参加したライブは

あっという間に終了した。

 

最初に抱いた疑問の結果としては

 

本人確認はどんな感じ?

└  今回はなし。

     しかし今後は分からないから何とも言えない。

入り方は?

入場前にきちんと人数揃ってないとダメ。

どんな仕様になってるの?

人口密度少ない!椅子fuka-fuka Love the Earth!最高!

え?そもそもちゃんと見えるの?

裸眼は無理!双眼鏡必須!

防振双眼鏡がとにかくブルーレイ!

という結論に至った。

 

ビスタ席のメリット・デメリット

 

<メリット>

・開場から退場までスタッフの方が丁寧な対応なので普段のチケット代で自分がVIPなんじゃねえかと思わせてもらえる。

・比較的ステージを正面から、そして全体的に観れるので、演出を含め全体的に楽しめる。

・席数が少ない分、広々としていて快適。

・椅子が最高なのですごく贅沢な鑑賞会気分になれる。

・意外とメンバーが気にかけてくれる。

(一緒に行った友達曰く某メンバーはビスタ席までファンサしてたらしい。なんて視力…!)

・ペンライトと銀テープの世界は必見!!

 

<デメリット>

・とにかく遠いので近い距離じゃないと無理って方は結構しんどい。

・上からファンサを眺めるとき切ない。(観察はできる)

・裸眼だとメンバーは豆粒サイズなので双眼鏡ないとしんどい。

・帰りの出口のエレベーターが2つしかないので

 終演後はエレベーターの列が長くなる。

公演後速攻帰らないと行けない方は早めに退場さないと厳しい。(ビスタ席は規制退場がなから名残惜しいけど早目に出ればいいかもしれない。)

 

ざっとまとめてみるとこんな感じだろう。

 

今回、巡り合わせでビスタ席に入らせてもらって

ちゃんと上の方まで楽しませてくれる

演出をきちんと考えてくれているんだなと改めて思った。

遠い席から観ることで今まで見えてなかった景色も沢山見えたし、

会場・照明・特効・演出・スタッフ・出演者・観客全てが揃って

この素敵な空間が出来上がってるんだなと

改めて気付けたことがなんだか嬉しかった。

 

欲を言ったら近い席で観たいけれど、

またいつか巡り合わせがあったら

喜んでビスタ席に入りたいと思えた2時間50分だった。

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素敵な体験をありがとう。

長文失礼致しました。

 

#関ジャニ∞  #GR8EST

聴くものを虜にする変幻自在な丸山隆平の歌声

 

前々回の錦戸さんの記事に
引き続き、

他担のことでブログを書きます。

 

先日8/20に放送された関ジャム 完全燃show

ご覧になっただろうか?
丸山隆平(Vo.) ・渋谷すばる(Gt.)・横山裕(Per.)とMrs.GREEN APPLE
セッション「鯨の唄」

 

鳥肌が立った。


丸山隆平はこんなに歌が上手かったのか…!!

 

 

「今更何言ってんだよお前。」レベルの

発言をしていることは重々承知している。

わかっているんだ…!

でも、丸山さんの歌声が

本当に心地よくて……

(思わず天に召されそうになった)

惚れ惚れすると同時に

丸山隆平の歌の幅にすごく興味が湧いた。

だから、投稿します。

言わずもがな長文です。

どうぞよろしくお願い致します。

 

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丸山さんの歌声の一番の特徴は

どんな楽曲にも自然に溶け込む柔軟性がある所だと思う。

実際に楽曲を聴いてみると

色んなタイプの歌声に分けられる。

大まかに5つに分けてみた。

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(※完全に個人の考えです。)

画像を添えたらとてもシュールになってしまったことをお詫びします。

すみませんふざけてません。

 

まずは甘々お砂糖型

エネルギー*1

冒頭から始まる

"恋しい"と"愛しい"を描いた君のグラフィティ」のフレーズや、

終始丸山隆平ワールドが広がるワンシャン・ロンピン*2等が代表格かと思う。

わたがしのようなふわふわキラキラとした甘い声。

ワンシャン・ロンピンは不思議な曲だけど

その魅力がふんだんに詰まった曲だ。

歌のおにいさん*3」の出演もこの声なら頷ける。

関ジャニ∞の中でもアイドルボイスを一番駆使できてるのは丸山さんだと思います。

 

次は、哀愁切ない型

私が最初に丸山さんの歌を好きになったのはここだと思う。

丸山さんのパートで好きな曲どれ?と

色んな人に聞いたときに上位に出てくる

マイナス100度の恋*4

女々しいと笑われそうだけれど あのままずっと愛しちゃったままさ」や

eighterの中でも根強い人気を誇る

I to U *5

休みの午後昼下がり 駅の道真っ直ぐ駆け上がり 交差点に着いたら人波をかきわけて

もう二度と戻れない日々 もう二度戻る事の無い日々 もうちょっとだけ僕も強くなっていかなきゃな

のフレーズ(文字打ってるだけでウルッときた)

 

隠れた名曲としてこちらも人気(いつかライブで歌って欲しい)

クジラとペンギン*6

途方のない旅の果て 僕ら出逢ってしまった

結ばれない恋だけど ずっと愛してる

切ない曲をあげたらキリがないくらい

丸山さんのフレーズがあがってくる。

普段陽のイメージが強い彼の根っこにある

陰の部分を少し垣間見たような気がして

胸を締め付けられる気持ちになる所と、

どこかで近い存在に感じてしまう丸山隆平

等身大の偶像が、

より歌詞にリアルさを与えている気がする。

だから丸山さんの歌う切ない曲が多くの人に支持されるのかなとも思う。

 

続いてこれは最近私の中で

グイグイ急☆上☆show!!中の枠(テンション)

ドス型です。

丸山さんの歌の凄いところは

切ない甘いだけではなく、

ちゃんとドスの効いた声も出せる所だ。

 あおっぱな*7 ふりむくわけにはいかないぜ*8 (楽曲提供をしているサンボマスターと関ジャムでセッションしていた「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」の丸山さんもめちゃくちゃよかった)で

泥くさいがむしゃらな歌声を聴き、

「おっ!こんなパターンもあるのか」と感心していたが、

最近私が専ら推す曲は

もうとにかくDO NA I*9だ!凄く推したい!!

初めてDO NA Iを聞いたとき、

丸山さんの

ダメだ…Pretty Girl いいボケが浮かばない

助け出すぜ かならず

長い月から金の出口のない

その迷宮 Take You ! 迷宮 Take You !

フレーズに1番グッときた。

いい感じにドスの効いた歌い回し。

80年代のダンスチューンを彷彿とさせるこの楽曲の世界観にいいアクセントを与えている。

 

めっちゃいいやん!丸ちゃん!!

と興奮していたら後日、

レンジャー日記で錦戸くんが

「丸の歌い方がクソかっこいい。俺も真似しよ。*10

と更新してたのにはほんと首もげるんじゃないかってくらい頷いた。固く握手交わしたかった。

 この枠はもっともっとみたい。今後に期待したい。

 

 

 残るはセリフ型高音型

 セリフは歌とちょっと違うかなー?と
思ったが、丸山さんは関ジャニ∞の楽曲の中でもセリフ割り振り率が圧倒的に多い。

これも丸山さんの大きな特徴だと思う。

そして高音型は

アカイシンキロウ*11 の冒頭部分や間奏部分

で存分に発揮されている。とにかくハイトーン。でも聴きざわりのない声は流石だと思う。

またSorry Sorry love*12 でも高音が活かされてるが、これは次の話に繋げて話したいと思う。

 

 

丸山さんの歌声を5パターンで振り返ってみたが、もう一つ凄いと思うところが

ハモリパートだ。

関ジャニ∞のハモリは

丸山隆平安田章大大倉忠義の3人が主に担っている。

色んな楽曲でハモっているが、

丸山さんの代表的なハモリパートがこちら

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丸山さんがホントに凄いのは

主旋律パート→下ハモ→上ハモ 等

超難易度の高いフレーズを難なくこなしているところだと思う。

例えばcinematic*13 でいうと
夢のその続きを少し聞かせて
いつか叶えよう つないだ小指
」が主旋律
僕ができること いつも考える
たとえば心変わらずに
」が下ハモ

(ここのパートの山田のハモリは本当に素晴らしい)

また、*14 だと

どんな時も君と笑おうそう決めたんだよ ただ未来へ向かって」が主旋律

その直後

君の笑う声を今ここで聞いてたいから」に下ハモ

そして最後の「ここにいるよ」で上ハモ

 

と難解なパートも主旋律を邪魔せず

心地よく聴かせてくる。

上も下も真ん中もどこにいても

聴く人を魅力する歌唱力は

関ジャニ∞の宝だと思う。

 

長々と語ってきたが、

もうとにかく言いたいのはただ一つ。

丸山隆平の歌声は凄い!!

(もうほんと私の語彙力よ……)

 

高い歌唱力と柔軟性でもっと

これから色んな可能性を広げていくのだろうと思う。

特に今一番観たいのは

ミュージカルかもしれない。

近いうちにきっと実現するんじゃなかろうか。

 

どの場にも自然に溶け込む彼の歌唱力が

もっと世間に広がればいいなと願いながら

また私は今日も関ジャニ∞の曲を聴いて

日々頑張ります。

 

最高だよ、丸山隆平さん。

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 #丸山隆平 #関ジャニ∞

 

 

*1:2007年6月6日発売の関ジャニ∞2枚目のアルバム「KJ2 ズッコケ大脱走」10曲目収録。

*2:2009年4月15日発売「PUZZLE」に収録。ライブ映像は「COUNTDOWN LIVE 2009-2010 in 京セラドーム大阪」と「関ジャニズム」で観れる。

*3:歌のおにいさん』は、2009年1月16日から3月13日まで毎週金曜日23:15 - 翌0:10に、テレビ朝日系の「金曜ナイトドラマ」枠で放送された大野智主演のテレビドラマ。丸山隆平は主人公の同期、斉藤守を演じた。

*4:2009年12月23日~25日にかけて連続リリースされたシングル「GIFT」の赤に収録された楽曲。ベストアルバム「8EST」にも収録されている。DVD収録は「COUNTDOWN LIVE 2009-2010 in 京セラドーム大阪」

*5:2011年8月17日発売、19枚目のシングル「ツブサニコイ」のカップリング曲として通常盤に収録。ライブ映像だと「KANJANI∞ 五大ドームTOUR EIGHT×EIGHTER おもんなかったらドームすいません」「関ジャニ's エイターテイメント(こちらはアコースティックver.)」に収録されている。

*6:2013年12月4日発売、25枚目のシングル「ココロ空モヨウ」のカップリング曲として通常盤に収録

*7:2012年9月5日発売、22枚目のシングル アルバムは「JUKEBOX」に収録

*8:2015年11月11日発売、8枚目のアルバムに収録。楽曲提供はサンボマスター山口隆

*9:2017年6月28日発売、9枚目のアルバム。初動32.7万枚を売り上げて1位を獲得し、自身のアルバム史上最高の初週売上となった。

*10:2017年7月6日更新「レンジャー日記」より引用。

*11:2009年4月15日発売「PUZZLE」に収録。ライブ映像は「関ジャニ∞ TOUR 2∞9 PUZZLE」に収録。

*12:2013年10月16日発売、6枚目のアルバム「JUKEBOX」3曲目に収録。ライブ映像は「KANJANI∞ LIVE TOUR JUKE BOX」に収録。

*13:2009年11月4日発売、10枚目のシングル「急☆上☆show!!」のカップリング曲として通常盤に収録。ライブ映像では「COUNTDOWN LIVE 2009-2010 in 京セラドーム大阪」に収録。

*14:2014年11月5日発売、7枚目のアルバム「関ジャニズム」通常盤のみ収録。渋谷すばるとのユニット曲

俺節を通して観た安田章大

約一ヶ月続いた俺節が終わった。
今まで色んな舞台を観る機会はあったが、
こんなに自分の心に棲み付いて離れない舞台に出会ったのは生まれて初めてではないかと思う。
 
 
フォトコールの映像を
ワイドショーで初めてみたとき、
痩せ細ったヤスくんの姿をみて

安田章大俺節に、海鹿耕治に、
魂を連れて行かれてしまう気がして
すごく怖くなったのを覚えている。
 
安田章大
これからどこに行ってしまうんだろうと。
 
時間もだいぶ経ってしまいましたが
忘れたくない記憶なので、
長々と書かせて頂きます。
よろしくお願いします。
 ※レポなのでガッツリネタバレしてます。
 (もういいよね………?)
文中に出てくるセリフもかなりニュアンスです。


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舞台のあらすじをざっと説明すると、
青森出身の高校生、海鹿耕治(コージ)が
演歌歌手を目指し上京し奮闘する青春群青劇。
(ほんとざっとまとめたけど、
こんなんじゃまとめられないくらい
熱いアツイ話が沢山詰まっている) 
 
私は東京公演(6月10日)と大阪公演(6月27日) を鑑賞。

一階席・二階席とそれぞれ違った場所で観ることができた。
 
開演。
黒い幕に吹雪が写し出される。
コージの祖母と取り立て屋のやり取りが終わり
幕が上がると、駅のベンチに座り吐く息で暖を取りながら電車を待つコージの姿。
祖母から背広を渡され
「東京は謝りながら行くところでねぇ、なんも恥ずかしいことはねぇんだ。」
と言われた後に、コージが返した
 
「おら、もう負けたくねぇ、笑われるのもこりごりだ…でもおらにだって武器あるって気付いたべ。

世の中とっくり返してやれるもの!
 
と力強く吐き出すセリフ。

そして現れる俺節のタイトルに
冒頭から鳥肌が止まらなくなる。
これからどんな姿が観れるのか、

たまらなくドキドキした。
 
舞台は変わり東京。
上京したてのコージは常に自信がなくて
自分のシャツの裾をモジモジ触ってる様子。
ジッと地面を見つめてから勢いよく顔上げないと相手の顔も見れない。
いざ歌うことになっても
ギャラリーの顔を見た途端言葉が出ない。
 自分の気持ちが言葉に出せないことに苦悩していた。
 
それから後の相棒オキナワ(福士誠治)に出会い
みれん横丁へ…
f:id:tasoo8:20170714003514p:image 
そこでヤクザに追われるストリッパー、テレサ(シャーロット・ケイト・フォックス)に出逢う。
 
ヤクザに捕まり連れて行かれそうになるテレサを助ける為に
殴られるコージのシーンで
「待て!ばっちゃんの背広に謝れ!故郷(くに)に謝れ!おらぁこの背広に故郷背負ってんだ。…嫌んだば、殺せ!!!!!!」
とカッと目を見開いて言った後殴られるシーンは
本当に死んでしまうのではないかと入り込んでしまった。
 
その後、
「今度はオラの番だべ……オラの歌で攻撃するべ…」と発し
背中の柱を握りしめ立ち上がり歌い始めた
吉幾三の「港」


これがコージの根っこに潜んでいた
アツイ魂の部分なのかと
突きつけられ、途端に涙が止まらなくなった。
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普通に考えたら
暴力に対して歌で攻撃するなんて
成立しない行為だし、下手したらシラケてしまってもおかしくない。
なのに
あの舞台では完全に成立していた。
これが安田章大の歌の凄い所だと思った。
とんでもない所に来てしまったと思った。
 
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結構真面目に書いたが、
もちろん笑えるシーンも多々あった。
ストリップ劇場のテレサを巡るオークションシーン、
コージとテレサがどんどん惹かれあっていくシーン(信玄餅のシーンは何度思い出してもニヤニヤが止まらなくなる  私の故郷も雪降るよ!←)
コージとオキナワの泥酔シーン
(ふにゃふにゃになるコージと志村けんになるオキナワは心のHDDに保存した)
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ホントはもっと沢山ある。書ききれないのが本当に悔しい!!! 

 
一幕では二人の重要人物に出会う。
大物演歌歌手の北野波平(西岡徳馬)と流しの師匠大野(六角精児)だ。
二人は歌と向き合いたいのに上手く向き合えないコージに対しこの言葉を投げかけた。

「君の歌の情景の中心にはまず君が立つべきだ。歌で嵐が吹き荒れるなら、ずぶ濡れになるべきは君だ。人は君が傷つくことを悲しみ涙するのだ。歌で誰かが死ぬのなら、客を殺すな!君が死ね!」(北野波平)

「お前は思っていることが上手く言葉にできなくて、やっと喉から出てきてみたら歌になったんだろう?生きづらいだろう・・そんな生き方」(大野)

このセリフはこの舞台においてとても重要なセリフだった。
 
 
物語は一幕のクライマックスを迎える
地方巡業に行くことが決まったテレサ
テレサを奪うためにオキナワをはじめ、みれん横丁の住人達と共にヤクザに立ち向かう。
 
舞台の上にいるテレサに向かい
舞台下の階段に足をかけながら熱唱するコージ。

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「生まれる前から 結ばれていた そんな気がする 紅の糸 だから死ぬまで ふたりは一緒 「あなた」「おまえ」夫婦みち 命くれない 命くれない ふたりづれ」
 
かつてテレサに言葉の意味を聞かれた時に
「死ぬまで一緒」という意味だと話した
命くれないだ。
そこからみれん横丁の住人と共に歌う
大合唱の命くれない
迫力が凄すぎて、気づいたらボロボロ泣いていた。全身の毛穴が開く感覚ってこういうことかと体感した。
そのままテレサを連れ去り会場の扉から去る
コージと、それを追うオキナワを目で追いながら一幕が終了した。
放心状態だった、
お手洗い行く気力もなかった。
立てなかった。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
二幕では
コージ・テレサ・オキナワが
3人で暮らし始めていて、
コージとオキナワは歌のオーディションを
何度か受けるようになっていた。
 f:id:tasoo8:20170804073936j:image
しかし、
今のこの生活がずっと続けばいいなと
どこかで甘んじるコージと
オリジナルの曲で勝負しこのままの状況から脱却したいオキナワの
気持ちのベクトルは次第にズレていった。
 
そんな折、あるオーディションの審査員をしていた
弱小芸能事務所
戌亥企画の社長戌亥(中村まこと)に目を付けられ、
コージは歌手デビューのチャンスを掴む。
ただし、デビューできるのはコージのみの条件付きだった。
 
コージの元を去る決意をするオキナワ。
その二人をみて自分はコージの元から離れるべきと思い始めるテレサ
ここからの流れは常に泣きながら観ていていた気がする。
 
そして、舞台が始まる前からずっと気になっていた
コージとテレサのラブシーン。
私の記憶の中では安くんのラブシーンをみたことがない。
どんな気持ちになるのか色んな思いを張り巡らしていたけど
そんなことどうでもいいくらい素敵なシーンだった。
自分は売春婦だったから抱けないのかと悲しそうに問うテレサに対し
「絶対にそんなことはねぇ!抱きてぇんだ・・・お前のこと凄く。
抱けっから。お前の過去も未来も何もかんも抱くから。」
そういって抱き合いなだれ込むシーンは今まで生きてきた中で上位に入る名ラブシーンだった。ほんとにいいセリフだと思う。
 
翌朝、目覚めると部屋にいるのは
2人の警官。
不法就労だったテレサの強制送還がきまった。
必死で逃がそうとするコージを
自分で出頭したのと諭すテレサ
 
「わけわかんねぇよ…」と涙するコージに
「コージは歌を歌いなさい。私のためにじゃなくて自分のために歌いなさい。」
と警官と共に一緒に住んでいた家を出る。
 
何度も何度も何度も引き止めるコージに対し
「私の悲しい顔は忘れて?悲しいことがあったら、私のこの笑顔をだけを思い出してほしい。
コージ、成功してね。立派な歌手になってけろだ。」
と笑って去るテレサの笑顔で
涙腺が崩壊した。

愛する人を救うことも出来ず、
相棒も失い、
1人部屋に残されたコージが
下着姿で敷布団にうずまり
泣きながら歌った
「引越しをするならおしえてよ」は
胸が苦しくて張り裂けそうになった。
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嗚咽まじりになってしまい、
席周辺の方には大変かたじけなく感じております。本当に苦しかった!!!
 
俺節はそういうシーンが随所にあった。
何故か分からないけど自然と涙が
溢れて止まらなくて
でも笑えるシーンも多いから
「もうーーー😭……!!!!泣」となりながら
笑いながら泣くという
生きてる中で中々経験できない感覚に陥ることが何度も何度もあったなぁ。
 

 

オキナワもテレサも失ったコージは
吹っ切れたかように津軽弁から標準語に変わり、
淡々と歌を歌うようになった。
吹っ切れたようにすることで
オキナワをテレサを忘れようとしていた気がした。
二階席から双眼鏡でみたときに、
明るく振舞っているけど
時折切ない表情を出すコージに
胸が苦しくなった。

 

デビューすること、
デビューする為に折り合いをつけないといけないこと、
でも曲げられない頑固な信念。
複雑に絡み合い
ついに爆発したコージは
感情的な行為でデビューの話も
白紙になる。

 

身も心もズタボロになり
かつて住んでいたはじまりの場所、
みれん横丁に戻ってくる。
(丁度同じタイミングで長らく横丁を離れていた流しの師匠大野も横丁へ帰って来た際、コージも帰ってきてるのか!?のセリフの後、「ここにいるよーー!」と勢いよくごみ捨て場から出てくるコージの可愛さに悶えたと同時に純粋に驚いた。笑)

 

自分はもう歌いきった。
歌手に向かなかったんだ、歌に未練はないと言うコージの元に現れたのは

北野波平、
そしてコージの元を去ったはずの
オキナワだった。

 

コージに会わない間、
オキナワは上手くいかないことへの苛立ちと
期待したら裏切られる、そんな思いに打ちのめされ、ヤクザな仕事に手を出し
荒れに荒れていた。居場所のないオキナワは
恐喝目的で北野波平に会いに行き、
北野に軟禁される。

北野がオキナワを軟禁したのは
お前は恐喝犯ではなく、歌を作る人間だと気づかせる為だった。

それに気付き、改めてコージの為に作った曲をコージに届ける為にオキナワは現れたのだ。

しかし、コージは受け取らなかった。
「余計なものがなくなってやっと自分だけになったのに、自分のことも重荷に感じてるんだ…今更新たに何かを背負うなんておっかねぇんだ…勘弁してけれ…」

力なく言うコージに対し
「俺はこの歌を否定されたら自分の全てを否定される…そんな歌を書いた。…なのに見る前から否定しないでくれよ。
これは、お前に託したからな。」
そういって歌が書かれた紙を押し付け
立ち去った。

託された紙を読み涙が止まらないコージ
テレサ……会いてぇよ……」
と力なく呟く場面では
会場のすすり泣く音が
よく聞こえたような気がする。
この場面は一番好きだった。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
歌手デビューを台無しにした代償として
コージは
アイドルグループ
プラネットギャラクティカ(光GENJIみたいな、アイドルグループ。通称:プラギャラ)の前座でステージ立つことになった。

同じ頃、
テレサは強制送還当日を迎えた。
テレサはコージの家を出てから
日本の拘置所に拘留されていたのだ。

離れていてもいつもいつも心の中にコージの歌が流れていたと話すテレサ
面会に来たストリップ小屋の仲間が
コージの前座のことを話し、
日本に滞在できる残りの時間が迫る中、急いでコージのいる会場に向かった。

 

会場には
多数のプラギャラのファンが集まり
(会場横の扉から集団で出てきた)
前座のコージがステージあがる。

コージがステージに立つと
プラギャラを待ちきれないファンが
一斉にブーイングを始める中
雨が降り始める。
(これくらいのタイミングでオキナワも会場横の扉からステージに向けて登場した)

自分のない歌を歌い
早くステージから下がろうとしたコージの
目の前に現れたのは
拘置所から駆けつけたテレサだった。

もう会えないと思っていたテレサを目の当たりにし
「今でも好きだ死ぬ程に」と星影のワルツの一節を歌うコージ。

「最初のコージの歌は全然心に響かなかった。コージの歌に足りなかったもの、それは私。
コージと私でコージだから私がいないとコージじゃない。私とコージで私だからコージがいないと私じゃない」と必死に伝えるテレサ
驚きを隠せないコージ。

その言葉は
オキナワがコージに託した曲、
俺節」と全く同じ歌詞だったからだ。

 

ひとりで生きていけるのと
つよがり放した手だけれど
夜と朝の境目辺りに見る夢で
お前の名前を呼んでいた

おーいおーい ねぇ
届いているかい
もっと傍まで来てくれよ
心の中まで入っておいで

俺が俺と言う時は
俺とお前で俺だから
俺の俺節 お前節

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この曲を大雨の中
アウェーのプラギャラファンに無数のゴミを投げつけられながら歌う姿は、
海鹿耕治の生き様を体現しているようだった。

 

歌の途中、飛行機の時間になり
会場を離れるテレサを見つめ
熱唱するコージの姿に

会場のすすり泣く声は止まらなかった。
私も涙が止まらず
辛すぎて思わず顔をタオルに埋めてすすり泣いてしまった。舞台でこんな経験をするなんて思ってもみなかった。

 

翌朝、
朝刊を見ながら
どうしてあんなにすごいステージだったのに
新聞に載らないんだ!!!

と憤慨する横丁の住民。
そう思ってる住民があちこちにいた。
そんな折
コージとオキナワが登場すると

「俺達のヒーローだ!!!」
と2人にかけよる横丁の住民。
もみくちゃになりながらも

照れ笑いし恥ずかしそうに
頭を搔くコージの姿で
舞台は幕を閉じた。

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カーテンコールでは
みれん横丁のテーマを合唱し
会場全体が手拍子に包まれた。

その瞬間
海鹿耕治から安田章大

やっと最後に垣間見えて
また涙が止まらなくなった。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
冒頭でも話したとおり、
観る前までは
安田章大俺節に、海鹿耕治に、
魂を連れて行かれてしまう気がして
すごく怖くなっていた。

 

実際に目の当たりにした
舞台には安田章大は1ミリも存在しなかった。

代わりに存在したのは
海鹿耕治が1人の人間として
命を吹き込まれ、安田章大を通じて
人生を全うした姿だった。

 

舞台が終わって、一ヶ月以上経ったが、
未だにコージ何してるかな?とか
横丁のみんなは元気かな?とか
気にする時がある。気づいたら横丁のテーマとか俺節を口ずさむときもあったりする。

私の中で、いや
俺節を観た人の中でこうやってずっと
生き続けていくんだろうなと思う。
それくらい濃厚な素晴らしい舞台だった。

 

最近の安くんのブログで
やっと身体の中から海鹿耕治を吐き出せた感じがすると書いてる一節や、

舞台期間中、生まれて初めて死ぬんじゃないかと思うくらい追い込まれていたこと、

コージを維持するための徹底的な自己管理。

ブログを読んで涙がまた止まらなかった。

 

安田章大がここまで命を削って向き合った
俺節
という舞台を目の当たりにできて
本当によかったなと思う。

間違いなく

安田章大の代表作だ。

 

 

 

余韻に浸る間もなく
5大ドームツアーも始まったが
俺節を経て更にパワーアップしたであろう

ヤスくんに会いに行けるのが

とても楽しみだ。

 (コンサートの話はまた後日)

 

へば!
またコージに会えることを願って。

大好きでした。

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SP Thanks

イラスト/ めんたい子先生!

忙しい中沢山の素敵なイラストを描いてくれて本当に感謝です!!

めんたい子氏が描いた

上を下へのジレッタのレポが素晴らしいので

是非チェックを!

 

 

 

#舞台 #俺節 #安田章大

 

安田担だけど、どうか錦戸亮の楽曲の良さを語らせてほしい。

関ジャニ∞のニューアルバムが出てから

1週間が経った。

2017年6月26日~7月2日までの集計総売上は

33万枚を超えた。過去最高らしい

 

ニセ明・水野良樹(いきものがかり)・ユニコーン・BEGIN・岡崎体育・レキシetc..

豪華な楽曲提供も凄く魅力的なアルバムで

どの曲も関ジャニ∞の良さを最大限に引き出している素晴らしい楽曲が粒揃いだ。

 

 

でもちょっと待ってくれ…

Trafficの良さを

錦戸亮の楽曲の良さを私に語らせてくれ!!!

 

安くんの曲もすばるくんの曲も

ほんとに素晴らしいの。

でも今回は錦戸くんの曲のことを掘りたい。

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正直ね、ほんとに絶対怒られると思うんだけど、関ジャニ∞を好きになる前

錦戸くんの曲にはマイナスなイメージしかなくて。

元々バンド好きなもので

某バンドにそっくりな曲の存在を知ったとき

モロじゃないですか…😇と思ったのを

今でも結構覚えてる。

だからあんまり期待してなかったというか

軽んずるところがあった。

どうせアイドルの作った曲なんてと。

 

しかし、ちゃんと聴かずにそう思ってた私が

まじで馬鹿だった。

 

関ジャニ∞を好きになって

好きになった曲には

大体錦戸くんが関わっていたからだ。

 

・Your WURLITZER

・ビースト!!

・アイスクリーム

・Tokyoholic

そして今回ジャム通常盤に収録されている

   Trafficだ。

 

錦戸くんの曲の特徴は2つあると思ってて、

⑴ さりげなく曲の中で言葉をリンクさせる遊び心

⑵常に現状に満足していない貪欲さ

この2点が見え隠れしてる所がとても好きだ。

 

⑴に関しては

 

・Your WURLITZER

└アルバムタイトル「JUKEBOX」になぞらえてJUKEBOXのブランド名WURLITZERを持ってくるところ。

(余談だけど、ツアーJUKEBOXのときのすばるくんのラスボス登場感はかなり好き)

 

 ・ビースト!!

└村上くんのセリフのところの女性の「店長!」のところで後ろの音楽がちゃんと「転調」してるのだ。

気付いたときにこんなさりげないオシャレがあるかよ!ちくしょうと思った!

 

・アイスクリーム

└歌詞に「煩悩と同じ数108つの小節で届けます君によく似た甘い言葉を」ってフレーズがあるけど、本当にこと曲自体が108小節で構成されてる所が本当にニクイ!

錦戸亮×安田章大のヤンマータッグは最強!

 

・Traffic

└アルバムタイトル「ジャム」と組み合わせると、

Traffic jam =渋滞

曲ともリンクさせつつ、アルバムタイトルとも絡めてくる。

錦戸亮の楽曲は

緻密な計算+でもさりげない

=だからカッコイイ! のだ。

この技術は他のどのメンバーよりも長けていると思う。

 

⑵に関しては特に最近発表された

TokyoholicそしてTrafficで強く感じた。

こんなに貪欲でもっと上に進んで行きたい人だったのかと。

 

今年の初めに発売された「なぐりガキBEAT」のカップリング曲として収録されたTokyoholic

 

イントロのベースラインからおっ?と引き込まれ、

「I'm so damn hungry...満たされへんままただ消化してくeveryday」

で焦燥感を感じ

そんな上から見んなやこっちも必死なんじゃ」とメンチをきるセリフにドキッとし、

I don't like you だけどI can't hate youな東京で闘っていくこの曲に何度痺れたことだろう。

 

こんなに地位が確立した人も

もがき苦しみあがいているんだ。

 

そして今回のTrafficも

「選んできたルートは間違っちゃいないよな

そんな迷いも生じてきちゃいます

辿り着けんのかなこんなスピードで」

って葛藤しながらも

「選んできたルートは間違っちゃいないんだ」

と突き進むエンディング。

 

常にもっと上へもっと上へと

貪欲に探求していってる。

もっといい曲を、もっといいパフォーマンスをもっといい作品をと

もっと、もうちょっとが加速していってる気がする。

 

この曲が一般的に1番流通されていく(購入・レンタル含め)通常盤に入ったことは

豪華アーティストと肩を並べて楽曲を提示していく彼らの本気具合が伺えるし、

なにより1番幅広い人にこの曲が手に取って貰えることが本当に嬉しく思う。

 

今日放送されたアナザースカイでも

こんなことを言っていた。

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今の地位に甘んじることなく

常に上を目指し「もっともっと」と

頑張る原動力が

関ジャニ∞のメンバー間にあるのは

本当に凄いことだし、

それぞれ外で培ってきものを

ひとりずつ糧としてプラスしていくグループって無敵なんじゃないかと思えてくる。

アベンジャーズみたいな。

きっと関ジャニ∞を観て 

いつもワクワクしてしまう理由はこれなんじゃないかと最近思い始めた。

 

だからこれからも私は

もっともっと関ジャニ∞を応援したいし

錦戸くんにはもっともっと

痺れるようなカッコイイ曲を

沢山作ってほしい。

 

それを聴く為、観に行くためなら

キツイ仕事もまだまだ頑張れると

思わせてくれるような。

 

もっと素敵な景色を魅せてくれる

最高で最強のグループだと思ってます。

期待しかない!

 

あまりにも今日のアナザースカイが

良かったので、安田担なのにしゃしゃり出てブログ更新しました、夜分に失礼致しました。

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※おまけ

ここ最高に可愛い連呼した。

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#錦戸亮   #関ジャニ∞ 

関ジャニ∞に沼った経緯

世間では何かにハマること

特にアイドルにハマることを「沼」という。

 

一度ハマるとどんどん抜け出せない

暗闇のラビリンス(どっかで聞いたフレーズ)

 

そもそもなんで沼なんだろうね?

楽しいはずなのに

そんでもって、なんでこんなにハマってしまったんだろうね?関ジャニ∞に。

ハマったキッカケを改めて振り返ってみた。

ターニングポイントが3つあった。

 

1.大学生時代

今考えたら、親友が元eighterだった。結構初期の。安田担。

カラオケ行った時にイッツマイソウルの振り付け叩き込まれてた。カラダが覚えてた。

ボディ・アンド・ソウル(世代)

だがしかし、当時CDショップでアルバイトをしていた私は、ジャニーズの入荷が死ぬほど嫌いで(なぜなら忙しいから、商品加工の数と予約の仕分けが死ぬほど多いから)

発売情報が解禁する度にジャニーズのことが嫌いになっていった。ちくしょう、なんで同じの何枚も出すんだと。

あの頃の私(HOUSE.TECHNOミュージックを死ぬほど好んだミーハーパリピ)が、

「同じCDでも魅力が全然違うんだよう!!!!!!!!!!!!!3種買いだよう!!!!!!!!!!!!(鼻息)」

と興奮する今の私をみたらきっとドン引きだろう。

よって大学生時代はハマらず。 

 

 2.元気が出るLIVEに行く

ちょうどその頃同棲してた彼氏と別れた。

別れたくて別れたくて

堪らなかったのに、いざ別れたら

私の方が調子クルーニーになって

帯状疱疹とかできた

(今考えたら、こんなに依存してたのまじ謎なくらいうんこちゃん💩な彼氏だった、消し去りたい記憶)

そんな様子を見たからか否かは分からんが

友達が関ジャニ∞のコンサートに誘ってくれた。

丸ちゃんの団扇を買って行った。

そう、入口は丸ちゃんだったのだ。

今考えると元気コンでヤスくんの記憶が全くない。なんたる事態。

曲も予習せず知ってる曲が数曲しかない状態だった。知ってる曲はあたまの3曲で出尽くした。詰んだ。

でも、知らなくてもすんごい楽しくて、めちゃくちゃ笑って、

気づいたら侍唄で号泣してた。

こんなはずじゃなかった。

凄く救われた。

ここが確実に関ジャニ∞への入口だったと思う。でもまだハマらず。

今だから言うけど、オーラスたっちょん欠席の重要性もぶっちゃけいまいち分かってなかった。

 

決定打は間違いなくこれ。

 

3.フラジャイル

ライブに行くと、大体その人が出てる番組とかドラマとかみるでしょ?変な親近感で。

「あ!安田くん出るんだーみてみよー。」

くらいの気持ちで観た。

 

 

 

 

開始五分で号泣だった。

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哀しい顔で笑う表情

人生を諦めた余命近い若者。

一挙手一投足全てに釘付けになった。

 

そしてこのシーンf:id:tasoo8:20170620010251j:imagef:id:tasoo8:20170620011911j:image

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 苦しくなるくらい泣いて

この人の演技すごい、もっと観たいって思った。なんだこの人って思った。

それから出てるドラマ、映画片っ端からみて

今に至る。

 

ハマってからの現在に至るまでの

急激な関ジャニ∞に対する熱量は

自分でもびっくりするくらいで

たまに引くけど、不安にもなるけど、

 

あるジャニヲタの友達が

「ジャニーズは沼じゃない。

遊泳料の高い大海だ。この遊泳料の高い大海を私達は泳がしてもらってんだ。」

って言ってた。

当初聞いた時は

まじやべーなって思ってたけど

今ならなんとなく分かる。

この心地よくも抜け出せない

ぬるま湯の様な大海を私は

もうちょいちゃぷちゃぷ泳いでいたい。

 

小早川さん、もし生きてたら

どんな生活送ってたんだろうなぁ。

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#関ジャニ∞ #安田章大